2010年5月GW 吉備・鬼退治の旅

岡山の中村G氏の家に遊びにいっています。
せっかく、岡山に来たので、

「鬼退治でもいったらええんちゃうん?」

ということになり、鬼退治をすることになった。

5月3日、まず、天然記念物である「カブトガニ」から退治
することになった。

まず笠岡駅で、カブトガニの雄雌つがいと記念写真。

カブトガニ博物館へのバスはおよそ3時間に一本しかな
いため、わずか20分の滞在となってしまった。

笠岡と言えば、「笠岡ラーメン」(駅に着いて初めて
知った)。るるぶで最もフィーチャーされていた
ラーメン屋に行ったのだが、なんとショッピングセンター
の中にあり、しかも親子丼とかカレーとかも出してるような
店だった。鳥ガラベースのスープで、チャーシューのかわり
に鳥肉が入っているのが特徴だった。

5月4日 桃太郎伝説発祥の地「鬼ノ城」を攻略する

まず、旅の安全を祈って、JR吉備線吉備津駅で降り、
吉備津神社に向かった。

吉備津神社

吉備津神社の前には犬養毅の碑がありました

吉備線は昼間はほとんど本数がなく、吉備津駅に戻った
あと服部駅へ行くために、1時間ほど待つはめになった。
服部駅からは、砂川公園に向かって歩いた。
途中で、同じく鬼ノ城を目指すおじさんと仲良くなった。

鬼ノ城、西門全貌(復元)

山登りであるにも関わらずビジネススタイルのY田

鬼ノ城が、築城されたのは7世紀ごろのことらしい。
当時、白村江の戦い等で、海外との緊張関係が増していた
状況の中で、大和朝廷がつくらせたものであるという。
山上での築城については高度な土木技術が必要であり、
百済からの亡命貴族に土木技術を任せた
という記録が残っている。

しかし、服部駅に書かれていた案内によると、
百済の貴族が、鬼と呼ばれていたという。それに
日本政府から派遣された吉備津彦命が立ち向かい、
倒した。これが桃太郎伝説の起源だという。

ただし案内書は、最後に
「でも実は百済の貴族は、日本に鉄の技術を伝えてくれる
などやさしい鬼だったのです」
とのフォローも忘れていなかった。

桃太郎伝説が現在の形になったのは、室町時代のこと
のようなので、話が出来上がっていく間に、
善悪の役割がひっくりかえったのだろうか?

とにかく鬼退治は成功した。。。のだろうか。。。

暇すぎて引っ張り出してきたジェンガ

GWリフレッシュできました。